事例紹介

マルクキャリアをご利用いただき、就職に向けて
進まれている方や就職された方々の声をご紹介します。

卒業生の声

Jさん(40代男性 … 卒業後、事務補助職で就労)

障がい内容:統合失調症

〇キャリア味酒利用のきっかけ
前職を離職後、3年近くデイケアを利用していました。 転職願望があったことから、担当の相談員さんから就労移行支援の紹介があり、複数の事業所を見学しました。 その中でマルクキャリア味酒の雰囲気が自分にあっていると感じ、2年間利用しました。
〇ご自身の中で印象に残っていることや変化
最初の頃は、週4回の通所を目標にしていましたが、朝が苦手で休みがちでした。 自分の中で「どうにかせないかん」という気持ちはありました。生活リズムを改善したり、服薬調整を行い、まずは『週2回 確実に通所する』ことを目標にスタート。生活リズムも安定し、週4回休まず通所できるようになりました。 コミュニケーションはあまり得意ではなかったのですが、「しゃべってみようかな」とふと思える瞬間がありました。 マルクキャリア味酒には幅広い年代の方が利用されており、みんなと交流ができて良かったと思います。 就労経験がある自分にとって、プログラムの内容を客観的に捉えることができたのもよかったです。 初めから事務職か軽作業の職種を希望でした。事務職の求人は少なく、正直なところ焦りはありました。就職が決まった時は本当に嬉しかったです。
〇就職から現在まで
入社してすぐのころは気分が落ち込み、しんどかったです。上司にもそのことを伝えることができ、休むことなく出勤できています。仕事にもだいぶ慣れてきて、休憩時間は同僚と雑談をしたりしながら過ごしています。 就職前は、働いていないことへの後ろめたさがありました。今では気持ちにもゆとりができ、プライベートも楽しめています。就職してもうすぐ半年になりますが、定着支援を利用することは仕事が決まった時にすでに決めていました。 これからもよろしくお願いします。

Tさん(30代男性…卒業後、システム開発会社のデザイン部門で就労)

障がい内容:うつ病

〇キャリア味酒利用のきっかけ
一度、A型支援事業所→一般就労とステップアップの転職をしました。 しかし継続が難しく、休職を経て、再度ステップアップを目指し訓練をすることにしました。
〇ご自身の中で印象に残っていることや変化 最初はやっぱり、焦りや不安が大きかったです。ただ、プログラムや訓練を通して自分自身を見つめ直す時間が増え、「焦らず自分に合った環境を見つけよう」と思うようになりました。通所回数も週に3回からスタートし、無理のないペースで体力をつけることができました。また、自分の得意・不得意を知ることができたのもとても良かったです。これまで軽作業系業務の経験しかありませんでしたが、訓練の中で自分のPCスキルにも自信がつき、応募に進むことができました。就活中、実はもう1社に気になる企業があり、両方で実習を行いました。実際に体験してみて「どちらが自分に合っているか?」をスタッフとも話し合い、現職への入社を決めました。自分の得意なことを活かせる、良い環境で働けていると思います。
〇就職から現在まで
入社してもうすぐ2年になりますが、あっという間に感じます。確かに最初は緊張しましたが、実習もしていたし、社員みんなが協力するような雰囲気があり、スムーズに働き始められました。また、生活面のことはときどきKさん(定着支援スタッフ)に相談することもあります。入社当時に自分がデザインしたチラシ等を見ると、成長を実感しますね。忙しいけれどやりがいを感じています。